

|
|||
・検察官とは検事総長や検事などの総称として使用されています。
・以前は検察といえば男性ばかりでしたが、最近は女性の進出も増えてきています。
(検察官採用者の女性の割合は4割)
・以前は合格率3%程度の超難関試験一発勝負でしたが、これからは法科大学院経由の新司法試験になり、以前ほどの難易度ではなくなりました。
・2010年頃には新司法試験合格者を3000人程度まで増員する予定。
・新司法試験の合格率は3割程度との噂も・・。
検察官になるには新司法試験を受験し合格する必要がありますが、新制度の問題点をいくつか紹介します。
○試験の受験回数に制限があります。
新司法試験には法科大学院修了5年以内に3回の受験しか認められていません。
もし落ち続けもう試験を受けられなくなったら、その人はどうなってしまうんでしょうね。
30過ぎの法律に詳しいフリーターが増えるかも・・。
○とにかくお金がかかる。
1.大学卒業(数百万円)
2.法科大学院(国公立大学院 年間100万前後、私立大学院 年間100〜300万円前後)
3.以前は司法修習生に公務員に準ずるものとしての給与が支払われていましたが、2010年?からはなくなります。1年間無収入。(貸与はあり)
大学入学時から少なく見積もっても500万円くらいはかかりそう。
生活費などを考えるともっと多くのお金がかかるでしょうから、一般家庭ではなかなか厳しそうです・・。
弁護士になりたい人はお金持ちでなければなかなか・・。
窃盗、傷害などの刑事事件では、警察が捜査をして、その後、事件を検察庁に送ります。
これを受けて検察官は、被疑者等の取り調べをし、自ら事件の捜査に当たり、その被疑者を起訴するかどうかを決めます。
起訴をするのか否かは検察官の判断に任せられています。
起訴をした後は刑事裁判の中で、さまざまな証拠をもとに意見をしたり、証人を呼んだり、求刑をしたりします。
良く裁判のニュースで求刑〜年とか言ってますよね。あれは検察官が決定しています。
当然、極刑や無期懲役を求刑することもあるわけです・・。
無事、検察官になった後は東京地検での2ヶ月の研修があり、その後、全国の地検に配属されます。
その後は数年ごとに日本各地に転勤を繰り返します。
仕事内容は大変忙しく、公務員のイメージとはかけ離れたハードワークが君を待っている。
勤務時間は仕事量に応じて変化し、忙しい時には土日返上、休みなしの日々が続くことも・・。
体力的・精神的に強い人に向いている職業なのかもしれません。
【関連リンク】 資格・公務員 LEC東京リーガルマインド
検察官になるには、まず大学を卒業する必要があります。
(大学を卒業せずに弁護士・検察官・裁判官になれる旧司法試験制度(以前の司法試験)も残されていますが、いずれは廃止される予定で、これからは法科大学院経由のルートが主になると思われます)
大学を卒業し新司法試験の受験資格を取得すべく、法科大学院に入学します。
卒業学部は法学部でなくても問題ありません。学士を取得していればOK。
法科大学院の入学試験は、大学入試センターと日弁連がそれぞれ行う適性試験の成績と、各法科大学院が実施する独自の試験によって合格、不合格が決まります。
適性試験には大学入試センター実施の試験と日弁連実施の試験がありますが、どちらを受験するかは、各自が決めることになります。
なお両方受験することも可能です。
法科大学院によってどちらを受験すべきか、指定している場合もあるので、志望する法科大学院の受験要項をしっかり見ておきましょう。
無事に法科大学院に入学できたら、その大学院で2年間ないし3年間勉強することになります。
2年間は法学既習者コース、3年間は法学未習者コースです。
法学既習者とは法学部出身者のことを指しているのではなく、各法科大学院が既習者であるかどうかを認定するために実施する試験に合格した人のことを言います。
合格者は既習者コース(2年間)に進むことができます。それ以外の人は3年間。
その後、無事に法科大学院を卒業できたならば、いよいよ新司法試験です。
新司法試験は、卒業後5年以内に3回のみ受験することができます。
2007年度は約40%。
2008年度は33%でした。
試験に落ち続け3回の受験回数を超えた場合は、それ以上受験することはできません。
残念ながら、現状の制度では検察官への道は、ほとんど絶たれることになります。
新司法試験に合格後は埼玉県の和光市にある司法研修所で1年間の修習生生活を送り通称「二回試験」(卒業試験のようなもの)と呼ばれる試験に合格し、やっと法曹三者になることができます。
法務省の人事課に希望を提出し、面接を経て検察官として採用されます。
希望すれば誰でもなれるわけではなく、これからは増加することが予想されますが、現状では100人弱しか採用をしていません。
採用の基準としては、人格と司法研修所での成績が大きく影響すると言われています。
検察官になりたい人は司法修習生時代に、好成績を取る必要があるそうです。
司法試験を経ずに検察官になるルートもあります。
これは、検察官の数が少ないため、それを補うためにつくられたルートです。
まず検察事務官になり、内部試験で昇格、副検事になり、その中から更に試験に合格すれば特任検事と呼ばれる検察官になることができます。
ただ、このルートだと検察官になるまでに十数年以上は確実にかかるそうです。
その絶対数は少なく、全国に50名弱しかいません。
テレビドラマの赤かぶ検事も特任検事です。
新司法試験になり検事の数も増加することが予想されるため、このルートでの採用は減っていくの可能性もあります。
進学先は大学であれば学部はさほど問題はないのですが、できれば法学部にすべきでしょう。
新司法試験、法科大学院入学への入学には出身学部は関係ありませんが、やはり法学部出身者の方が何かと都合がよいのは言うまでもありません。
実際、法科大学院進学者の半数以上は法学部出身です。
検察官は国家公務員です。
国家公務員ですから、国によって定められた給与体系となります。
国家公務員の特別職にあたり、他の国家公務員よりも収入は良い状況です。
初任給は23万円程度です。更にそこに各種手当てやボーナスなども加わり、年収は500万円程度と新人時代から結構貰えるようです。
更に検察トップの検事総長ともなれば(なかなかなれませんが・・)3000万円程度。
次長検事2400万円程度、検事長2000万円以上と出世するにつれての高給は間違いありません。
その分仕事内容はハードなことが多いようですが・・。