
|
|||
税理士とは国家試験である税理士試験に合格した税金の専門家のこと。
日本全国では約7万人の税理士が活躍しています。
その内80%以上は40歳以上。
税理士の仕事は主に個人や企業の依頼を受け税金関係の諸書類を作成することです。
複雑な税体系に関する相談を受けることもあり、明確な受け答えのできる知識が必要。
税制度は毎年のように頻繁に変更が行われるため、税理士になってからも勉強の日々が続きます。
当然、人と会う事も多く、人当たりの良さも要求される職業。
税理士の仕事の中でも忙しい時期があり、確定申告期の2月〜3月や企業の決算期も特に忙しくなります。
それらの時期は残業続きの日々になりそう。
勤務時間や休みは普通の企業と同じ状況ですが、基本的には忙しい事が多い。
受験資格取得
↓
税理士試験受験
↓
5科目合格
↓
税理士
(税理士登録には2年以上の実務経験が必要)
税理士には、国家試験である税理士試験を受験し、合格すればなることができます。
税理士試験を受験するにはまず受験資格を得なければなりません。
受験資格は大学や専門学校に通えば比較的容易に取得は可能です。
大学などに進学しなくても、日商簿記検定1級を取得すれば受験資格が得られるので自分にあった取得方法を考えよう。
詳細は国税庁。
【税理士試験の受験資格】
-----------------------------------------------------------------------------------
1.大学、短大、高専、専修学校(1700時間以上の授業時間)を卒業し法律学、経済学に関する科目を1科目以上履修した者(一般教養でも構わない)
2.大学3年以上の学生で、法律学、経済学を含め62単位以上を取得した者
3.日商簿記検定1級合格者
4.全国経理学校協会主催簿記能力検定試験上級合格者、など
-----------------------------------------------------------------------------------
無事に受験資格を得ることができたら、税理士試験に挑みます。
税理士試験には11科目あり、その内の5科目に合格すれば税理士になることができます。
科目合格制になっている為、1年に1科目ずつ5年かけて5科目取得しても、1年で一気に5科目に合格しても問題ありません。
5科目合格に10年かけても問題はなく、あきらめなければいつかは合格できる可能性の高い資格といえます。
早い人で2年くらいの学習期間で税理士になる人もいますが、ほとんどの人は3年以上は必要。
独学で合格する人はほとんどおらず、多くの人は資格スクールを活用しています。
税理士試験に合格し、2年以上の実務経験を積めば税理士として登録・活躍することができます。
実務経験の期間は試験の前後どちらでも、問題ありません。
進学先としては大学の経済学部や商学部が経済的知識を習得する上で役立ちます。
実際、税理士試験の合格者の7割程度は大学進学者です。
ただ、専門学校など他の進学先からの合格者も多く、特別に大学進学にこだわる必要性はないでしょう。
税理士になった後の就職先には税理士事務所・会計事務所が多い。
その他には税務に関する知識を生かして一般企業で勤務する税理士もいて、活躍のステージは幅広い。
税理士には独立志向が強い人が多いのですが、最近は税理士事務所の数が増加したことで飽和状態に近く、なかなか簡単ではないようです。
【関連リンク】 税理士のキャリアアップチャート
税理士の収入状況は一般的な大手サラリーマンと同程度で平均年収800万円程度。
開業税理士なら高収入が期待でき、年収1000万円以上の税理士さんも多数存在しています。
開業税理士の平均年収は2000万以上。
一社あたりの報酬金額は3万円〜5万円位が一般的で、この数をいかに増やすかが開業税理士としての収入を左右します。
弁護士や公認会計士は登録のみで税理士業務を行う事ができます。
最近、公認会計士と弁護士の試験制度が変更され、合格者数が大幅に増加したことで、弁護士と公認会計士業界では就職難問題が発生しています。
余った人員が税理士業務に流入してくる事が予想され、将来的には税理士の状況が厳しくなる可能性もあります。
強力なライバルになる事は確実と思われ、税理士として成功するにはこれからいっそうの努力が必要になることでしょう。。
