お笑い芸人

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お笑い芸人

お笑い芸人職業データ

お笑い芸人とは漫才やコントなどで人を笑わせる仕事を生業としている人のことを言います。
テレビで若手芸人大集合と銘打った番組がありますが、調べてみるとその若手芸人のほとんどが30歳以上でかなり厳しい世界。
平均年齢は不明ですが、だいたいテレビでよく見る芸人さんは若い人でも20代後半くらいで、20代前半の芸人さんはかなり少ないようです。

吉本のNSCでは年間1000人以上が入校してくるそうですが、「モノ」になるのは数組いれば良い方でほとんどの人は志半ばであきらめ辞めていきます。

サラリーマンなどを経験し、辞めて、お笑い芸人の世界に飛び込んでくる人も、数多く存在しています。
テレビで活躍されている、友近さんは仕事を辞め26歳でNSCに入学したそうです。
おもしろければ、年齢は関係ない良い例ですね。

気になる傾向がひとつ。
いわゆる「クラスの人気者」タイプの人はあまり売れない事が多いそうです。
理由は「お笑い」と「楽しい人」とは微妙に異なるそうで、「お笑い」で成功する人はどこか陰のある冷めた人が多いとか。

とあるエピソードをひとつ。
ある修学旅行生が大阪の街で偶然出くわした西川きよし師匠に、「師匠。私、馬鹿なんですけどお笑いできますか?」と軽い気持ちで聞いたところ「あほにはお笑いはでけへん!」と真顔で一喝されたそうです。

まさに彼の言うとおりです。お笑いはあほにはできません。
頭が良い人でないと上には上がれない厳しい世界なのです。

お笑い芸人の仕事内容

とにかくお客を笑わすんだ!
よく言われることですが、「笑われる」ではなく「笑わせる」事が大事とか。

最近の傾向としては、キャラクター重視の傾向があります。

その人の素の姿ではなく、何らかのキャラクターを演じることで笑いをよりわかりやすく、より入りやすくしているそうです。
ただ、冠番組を持っている芸人クラスになると素の状態で勝負している人がほとんどで、上に行くためには、やはりお笑いの基礎能力は絶対に必要な条件であるようです。

お笑いの基礎能力があったとしても簡単に売れることはできない現状があります。
どの芸人さんもだいたい数年〜10年くらいはテレビにコンスタントに出られない時期をを過ごす事が多い傾向にあります。
いろいろ理由はあるようですが、お笑い芸人の絶対数の多さがもっとも大きな原因のひとつだろうといわれています。
野球でたとえるなら、レギュラークラスが多すぎて、なかなかバッターボックス(番組出演のチャンス)に入れるチャンスが回ってこない感じでしょうか。
トップクラスで活躍している芸人さんのメンツにあまり変化はありません。芸人さんはトップクラスで活躍できる期間が長いようです。

芸人の世界は先輩後輩の序列に厳しく、年齢では無く、いつこの世界に入ったかで先輩後輩が決まります。
例を挙げると現在30歳で業界3年目のAさんと、現在22歳で業界5年目のBさんではBさんの方が先輩となり、AさんはBさんを先輩として接しなければなりません。
このしきたりのせいで、年齢は下なのに先輩と呼ばれる逆転現象が起こるそうです。

芸能関係全般に言えることですが、挨拶には厳しい。
しっかりと挨拶ができない人は・・・のようです。

お笑い芸人のなり方・仕事のつき方・就職転職

芸人になるには3つのパターンがあります。

【1:今はその数は激減しましたが昔ながらの弟子入り。】

今はあまりないパターンですが、ベテラン芸人の弟子となり、その元で勉強させてもらう。
弟子のなり方ですが、当然弟子になるための窓口などはなく、飛び込みで師匠に直談判するのが普通のようです。
弟子になれたら、まずは付き人から始まり、芸を磨きチャンスを狙う。
ちなみに付き人時代は、師匠からお手当が出るのである程度の生活はできるそう。
ただそのお手当の金額は師匠によってまちまちなので何とも言えない。

【2:芸能事務所などが運営しているお笑い芸人教育養成施設に入校する。】

今、一番多いパターンがこれです。
各芸能事務所が運営している養成施設に入校しチャンスをつかむ。
なぜこのパターンが一番多いのかというと、その養成施設でがんばっていけば、いろいろなチャンスが回ってくるような仕組みになっているためで、能力養成も目的でありますが、その後のバックアップも魅力のようです。 (能力が高い・売れそうだ、と判断された人のみですが・・。見限られた人はほっとかれるそうです。厳しい)

大阪吉本NSC人力舎すくーるJCA渡辺コメディスクールなどその他多数存在しています。
だいたいの養成施設には、入学試験なるものがあり、その合格条件は様々。大阪NSCでは授業料を納めることができるならば合格になるとの噂もありますが・・・。

授業料の金額も様々で、40〜50万円程度の場合が多いようです。
現在、たくさんの芸人養成施設が存在していますが、その中でも大阪NSCは他の追随を許さない圧倒的な芸人創出実績を残しています。
古くは1期生ダウンタウン、9期生ナインティナインなど、今をときめく吉本芸人達のほとんどが大阪NSCの卒業生です。

【3:自力で何とかする。】

自分でテレビ番組のオーディションなどに応募したり、直接芸能事務所に直談判をして採用してもらう。割合としては少ない。

毎年、とんでもない数の芸人候補が生まれては、日の目を見ることなく消えていきます。
成功する人は全体の1%にも満たないでしょう。リスクはかなり高い職業です。

お笑い芸人の収入は?

売れない間の収入は激悪です。
吉本所属の芸人さんは、新人の頃は舞台一回数百円などはザラで収入はかなり低く、年収が数千円や数万円の芸人も腐るほど存在し、売れなければまともな生活はできそうにない。

ある程度テレビに出ている芸人さんでも、アルバイトをしないと生計をたてられない人も多く、借金まみれの芸人さんもたくさんいるとか。
とにかく売れて、ある程度コンスタントにテレビや舞台に立てるようにならないとなんともならない職業です。

売れてしまえばトップクラスのお笑い芸人で年収数千万〜数億円以上、更に、1番組200万〜300万以上も可能で高収入は間違いない。ただそこまではなかなかなれない。

テレビに頻繁に出てくる「中堅」レベルで年収は数千万クラスが普通とか。
「若手」クラスでもある程度テレビに出演できるなら1000万円以上の収入はもらえるようです。
とにかくコンスタントにテレビ出演できるようになることが、成功への鍵。

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