職業ガイド

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臨床心理士

臨床心理士職業データ

・臨床心理士資格の取得者は約24600人。(平成23年)

臨床心理士の仕事内容

臨床心理士の仕事内容はとにかく心のケア、カウンセリング。
悩みを持つ人の相談にのり、どのようにすればより良い生活ができるかを模索します。
基本的には聞き役に回ることが多いそうです。
悩みを持っている人を相手にするため気を遣う事も多く大変な仕事です。

相談を受ける場所は学校や企業、福祉施設など様々ですが、相談内容も職場いじめや家庭内暴力、思春期の問題、ひきこもり、不登校、対人恐怖症など様々なものがあります。
どれも、簡単に解決できるようなものではなく、ひとつひとつの経験が勉強の日々になることでしょう。
研修会や学会に参加することも大切な仕事の一つ。

患者に対してさまざまな臨床心理学的技法(遊戯療法、箱庭療法、芸術療法、夢分析、家族療法、精神分析、行動療法、動作法等々)を用いて、心の問題改善に向けての援助作業を行います。
臨床心理士は相談者の心の闇と常に接する仕事であり、気苦労も多いとか。
相談者の心の病気が移ってしまうという話も・・。

ちなみに精神科医と臨床心理士、心理を対象にしているところは似ていますが、厳密に言うと少し異なります。
問題の解決に精神科医は医学的見地からのアプローチをし、臨床心理士は心理学などを使ってのアプローチをします。(もちろん臨床心理士にも医学的知識は必要です。

勤務先には病院(心療内科や精神科など)、福祉関連施設、学校、少年鑑別所、一般企業など多岐にわたります。

臨床心理士のなり方・仕事のつき方・就職転職

第1種指定大学院を修了する

臨床心理士受験資格獲得

臨床心理士資格審査を受ける

合格

臨床心理士
第2種指定大学院を修了する

1年以上の実務経験

臨床心理士受験資格獲得

臨床心理士資格審査を受ける

合格

臨床心理士

臨床心理士になるには、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院を修了、受験資格を獲得し、臨床心理士資格試験を受験、合格すれば臨床心理士となることができます。
指定大学院には第1種と第2種があり、第1種は修了と同時に受験資格を得られますが、第2種は1年以上の実務経験後に受験資格が得られます。

資格試験の合格率は60%〜70%程度で、試験自体の難易度は高くありませんが、受験資格を得るまでが大変。
近年、臨床心理士合格者は増加傾向にあり、以前は1000人に満たないくらいでしたが、現在はその3倍近い数字になっています。
平成18年度は受験者数2495人、合格者数1635人、合格率65.5%でした。
資格試験受験資格に指定大学院の修了が規定されているため、臨床心理士になるには、必然的に大学院へ進学できる進学ルートを選択する必要があります。(医師免許取得者を除く)

受験資格には協会指定大学院の修了が必須となっています。
日本臨床心理士資格認定協会
指定大学院一覧表
大学院には第1種と第2種があります。
【受験資格】
○第1種指定大学院:実務経験無しで大学院修了後、即、臨床心理士資格試験受験可能。
○第2種指定大学院:受験資格を得るには、大学院修了後、1年以上の実務経験が必要。

【受験資格概要】
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・第1種指定大学院を修了した者
・第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を有する者。
・臨床心理士学またはそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻する専門職大学院を修了した者
・諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴および必要な心理臨床経験2年以上を有する者
・医師免許取得者で、必要な心理臨床経験2年以上を有する者 
など
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臨床心理士の就職ですが、臨床心理士の就職状況は芳しくありません。
最近は従業員の心のケアに力を入れる企業、団体も増加傾向にありますが、臨床心理士を正規で採用してくれるところはまだまだ少なく、十分な就職先を見つけるのは苦労が伴うでしょう。
また、雇用形態も非常勤などの不安定なものが多く、非常勤をいくつか掛け持ちして収入を確保している人も少なくありません。
臨床心理士を目指すならば、この現状を認識しておく必要があります。

求職に関しては、コネや一般的な求人、WEB等を利用して行うのが一般的。
大学院や研修会などのつながりから職場を紹介されることも少なくないようです。

臨床心理士の年収・収入・給料は?

臨床心理士の平均年収は300万円〜500万円程度だといわれています。
臨床心理士の職場には正規雇用は少なく、非常勤勤務が多い状況のため、収入は不安定な状況になりやすい。
非常勤の場合、時給の幅は大きく1000円から10000円程度まで様々。
時給1000円台から3000円程度が多く、総収入は勤務日数に応じて変化します。
非常勤の場合は福利厚生も無く、ボーナス、退職金等も無いケースがほとんど。

年収は100万円台から、勤務状況、雇用状況次第といったところ。
臨床心理士の有力な就職先として、心理系の公務員があります。
採用されれば公務員としての安定した収入が期待できますが、倍率が高く簡単ではないのが現状。
その数は多くはありませんが、安定した就職先を目指したい。

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