
|
|||
【受験資格】 受験年の4月1日の時点で21歳以上30歳未満の者。
【試験データ】 試験倍率は例年30倍前後で、合格率は3%程度の難関試験。
【関連リンク】 最高裁判所 資格・公務員 LEC東京リーガルマインド
家庭裁判所調査官はその名の通りに家庭裁判所に勤務しています。
家庭裁判所は家事部と少年部に分かれていて、家事部ではは離婚や遺産相続、児童虐待などの「家庭内のトラブル」を扱い、少年部では14歳以上20歳未満の少年の犯罪等を扱います。
家事部では離婚や相続問題、家庭内のさまざまなトラブルに対し、当事者、関係者から事情を聞き、事実の調査をし、解決までの援助を行います。
少年部では非行を犯した少年を取り巻く家庭状況や生活環境などから、非行に至った原因などを調査し解決策を探ります。
どちらの部に所属するにしても、法律的・心理学的な知識が重要なのは言うまでもありませんが、非行少年やトラブルを主に担当することから、人間としての基本的な強さ・やさしさが必要な職業といえるでしょう。
家庭裁判所は全国各地にあり、異動も数年ごとにあるのが通常で、勤務地も全国的なものとなります。
関係者からの事情を聞くために出張することも多いそうです。
勤務時間は一般的な公務員と同様で、日勤・週休2日制となります。
家庭裁判所調査官になるには家庭裁判所調査官補T種試験を受験・合格し最高裁に採用され家庭裁判所調査官補(公務員)になる必要があります。
家庭裁判所調査官補T種試験に合格後は、成績順に採用候補者名簿に掲載され、そこから最高裁判所が欠員のある家庭裁判所に対して勤務希望地、成績などを考慮の上推薦し、順次採用が決定されます。
順位次第では採用されないこともあるようなので、上位で掲載されるように頑張りましょう。
裁判所は全国各地にあり、そのため採用も全国的なものになります。
家庭裁判所調査官補となり、その後、家庭裁判所調査官研修所で2年間みっちりと専門教育を受けます。
その研修内容は、憲法や民法、少年法などの法律を学習したり、や実務的な問題に対して演習などがあります。
2年間の研修を無事に終了した後は、晴れて家庭裁判所調査官となります。
家庭裁判所調査官補T種採用試験の難易度はかなり高く、国家T種程度の難関試験です。
多くの人が公務員資格スクールを活用している現状があり、合格のために活用は必須といえるかもしれません。
ほとんどの家庭裁判所調査官が大学卒ということもあり、進学先には大学を選択すべきでしょう。(大学に進学していなくても、試験受験・合格には全く問題ありません。)
家庭裁判所調査官補T種採用試験には、社会学や心理学、社会福祉学、教育学などの問題が多く出題されるため、それらの学問を学べる学部(社会学部や教育学部など)に進学した方が良いでしょう。