このエントリーをはてなブックマークに追加

職業ガイド変わった職業は行の職業>暴力団員・ヤクザ

暴力団員・ヤクザ

なるには難易度 主に不良仲間の先輩など知り合いのつてから暴力団入りする事が一般的。
アウトローの世界にいれば、延長線上にその世界は存在している。
※職業ガイドではひとつの職業情報として暴力団員を紹介しています。
社会の秩序を乱す暴力団員になることは辞めましょう。
年齢制限 基本的には20代30代の若い時に。
学歴 全く必要ない。
収入状況 近年では暴力団対策法による取り締まりが強まり、末端組員の収入は減少し続けている。
このエントリーをはてなブックマークに追加

職業データ

暴力団員・ヤクザとは

暴力団とは、主に犯罪行為を行う事によって生活の糧を得ている集団・団体の事をいいます。
「~組」といった暴力団ひとつを疑似家族(親分はオヤジ、先輩筋はアニキ)として集団が形成されています。

全国の暴力団員・ヤクザの数は約18000人。
準構成員を含む総数は39000人。※2017年警察庁

暴力団員・ヤクザの職業体験談

暴力団員・ヤクザの仕事内容

暴力団員・ヤクザの仕事について

暴力団としての仕事は「シノギ」(暴力団員として金銭を得る仕事)の種類や組の状況によって様々です。

昔からある基本的な仕事でいえば、繁華街が縄張りの組であれば、「ショバ」(暴力団の縄張り地域)でトラブルがないかを見回る「地回り」があります。
ケツモチ(店の用心棒)としての契約がある店ならば、トラブルの際に駆けつけて揉め事を処理します。

おしぼり提供会社や風俗店、産廃業社、人材派遣など組関係者が経営する企業で働く事もあります。

その他には薬物売買などの違法行為の下準備など多種多様な仕事があります。

勤務時間など

基本的には定められた勤務時間はありません。
組のトラブルや義理事で呼び出されれば、常に迅速に駆けつけられる態勢を整えているそうです。

暴力団員・ヤクザのなり方・仕事のつき方

不良・アウトローの世界に足を踏み入れる

経験を積み暴力団からのスカウト
又は自身から進んで

暴力団員・ヤクザ

暴力団員・ヤクザになるには

暴力団員にはコネやつながりがない場合はなることはできません。
※一般的に募集はされていません。
ほとんどのケースでは、地元の不良仲間のつながりから自身で希望したり、暴力団からの勧誘によって加入します。

どういう人がヤクザになるのか

いわゆる不良になる人に共通することですが、何らかの事情で家庭環境・育成環境が悪かった人が暴力団員・ヤクザになるケースが多いようです。

単身家庭や育児放棄さながらに育てられた人、虐待、孤児、社会から阻害され差別を受けて育った在日韓国人・朝鮮人などが多くを占めるといいます。

更正不可能なほどに悪質化してしまった人の行き着く先が「暴力団」なのです。

違法行為で一般人に被害を与える事は決して許されることではありませんが、ある意味では彼らも社会の被害者といえるのかもしれません。

暴力団員・ヤクザの年収・収入・給料は?

収入について

暴力団員は全ての人が個人事業主扱いです。
組員それぞれが「シノギ」(暴力団員として金銭を得る仕事)を持ち、それぞれが独立して経済活動を行っています。

シノギには、みかじめ料の徴収や債権回収代行、廃棄物処理など様々なものが存在しています。

具体的な収入

【新入り】
事務所当番、部屋住みの頃はほとんど0円。
※事務所番などは組に入った新人が担当する仕事。電話の取り次ぎや雑用などを行う。

【組員】
数十万円から数千万円程度。
シノギの能力によって収入差はかなり大きい。
満足な収入が得られないため、トラック運転手や土建業など本職を持ちながらヤクザを兼業する人もいる。

【組長】
年収で数千万円から数億程度。
配下の組員の人数や組の地位などによって様々。

【本家の組長】
山口組や稲川会、住吉会など日本に存在している暴力団のトップ。
年収数億円~数十億円程度。
数十、数百ある下部団体から毎月上納金が集められるため、相当な収入になる。

上納金システム

暴力団員は組の看板を使わせてもらう代わりに、組の繁栄ために子分筋から兄貴分、親分に対する上納金が義務づけられています。
その金額は立場によって様々ですが、「月~万円」といった決められた金額を上納しなければなりません。

また、「組」としてもその上部組織(地位の高い組)に上納金が義務づけられています。

これらの上納金が納められなかった場合には厳しい罰則が科せられ、最悪のケースでは破門など暴力団業界から追放される事もあります。

職業体験談

職業ガイドでは皆さんの「職業体験談」コンテンツの投稿を募集しています。
就職活動に悩む学生や将来の就転職に悩む人達、夢を探している最中の子供達に対し、たくさんの職業を紹介することによって、人生にはいろいろな選択肢があることを知って貰い、当サイトの情報がより良い進路選択の手助けになれれば、との思いから運営を行っています。

たくさんの方々のご協力によって、このサイトは製作されています。
みなさまのご協力に感謝いたします。

-更新14-09-01 -チェック19-09-01