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ペットシッター

なるには難易度

ペットシッターになるために必ず必要な資格などはないが、関連資格や民間団体が実施する講座や研修を受講して知識を習得するケースが多い。(最短10日~通信で6ヶ月までさまざま)

年齢制限 特になし。
学歴 不問。
収入状況

1頭あたり、1時間2500円から3000円の程度の報酬。
件数によって収入は変わる。

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職業データ

ペットシッターとは

ペットシッターは飼い主の代わりにペットの世話を代行する仕事・職業です。
ペットシッターは比較的新しい業種で、業種として確立する前はアルバイト的な【犬の散歩と餌やり代行】のような仕事でした。
現在では飼い主が仕事・旅行・病気などで飼育ができないときに飼い主の家に直接行ってペットの世話をする「ペットシッター」として社会的に認知されています。

ペットシッターの職業体験談

まだ体験談は投稿されていません。
皆さんの投稿をお待ちしております。

ペットシッターの仕事内容

仕事内容について

ペットシッターは飼い主の代わりにペットを普段通りに生活させることを代行する仕事です。
ペットシッターはペットをどこかに連れ出して預かるのではなく、依頼者である飼い主の家で普段と同じ環境で世話を行います。

飼い主がペットシッターに依頼する理由はいつもと同じ環境で世話をしてもらうことによって、ペットにストレスを感じさせないように、と配慮しているためです。
そのため、より普段の環境に近い形で対応が出来るように、シッターはペットの性格・餌の種類・給餌の時間・散歩のコース・室内温度の調整、ペットの特徴や日常生活の習慣など、事前に飼い主と綿密な打ち合わせを行います。

また、飼い主の住まいの間取りや電気のスイッチ、マンションへの入り方まできちんと聞いてからカギを預かります。
時には病気になったり、病気療養中の場合は動物病院に連れて行く・薬を与える・看護をするという事態も起こりうるため飼い主と密に連絡を取って最善の対応をすることも仕事に含まれています。

飼い主の留守宅の家具などの傷のチェックなどもきちんと契約前に確認し「鍵の預かり書・ペットの留守中の報告書」などの事務仕事も仕事の一つです。
ペットの世話をただ行うだけでなく、たくさんの細かい作業があります。

また、 トリミングや爪切り・老犬(猫)の介護や看病・無駄吠えのしつけなど、ペットシッターの仕事は複合的なサービス業になってきています。
自身の得意分野を成長させていくことが顧客のリピート率に結びついていくでしょう。

継続して仕事を得るには

飼い主は信頼できると判断すれば、同じ人に継続して仕事を依頼する傾向にあります。
毎回違うペットシッターと打ち合わせをしたり、あまり知らない人に自宅の鍵は預けたくないものなのでしょう。
逆にいえば、信頼を得られなければ次の仕事は無いと言うことです。
いい加減な仕事や態度ではすぐに仕事を失ってしまいます。

勤務状況について

勤務時間や休日は飼い主の依頼次第になるため不定期。
仕事は外出が多くなる夜間や休日ほど多く、お盆やお正月はより忙しくなります。

ペットシッターのなり方・仕事のつき方

高校・大学など各種学校を卒業
矢印
各種団体が実施している研修・講座を受ける
or
愛玩動物飼養管理士などの資格を取得

ペットシッターのフランチャイズ会社に加盟する
or
ペットショップやペットホテルなどに勤務
or
個人でペットシッターとして開業する

ペットシッターになるには

ペットシッターになるには特に必要な資格や免許はありません。
そのため、全くの未経験から仕事を始めることも可能です。
ですが、各種民間団体の講習を受講したり、専門学校に通うなど、必要な知識を習得してからペットシッターになるのが一般的です。

各種団体で認定されている認定ペットシッターになるためには認定試験を受ける必要がありますが、実施団体によって最短10日間の講座から8ヶ月の通信教育まで様々なコースがあります。

◇講座は各種団体で実施されている。
◇関連資格には愛玩動物飼養管理士があります。

開業するには

個人事業で開業することも可能ですが、一度はペットシッターのフランチャイズ会社に加盟して開業するか、ペットホテルやペットショップの契約シッターとして、ノウハウやトラブルの対処法を学んだほうが良いでしょう。

個人事業で開業した場合、留守宅の器物を損傷した場合や犬が人に噛みついたりした場合など、トラブルに対するアフターフォローに苦労するようです。

フランチャイズや会社組織であれば、ペットシッターの仕事をカバーする保険や、緊急時に24時間対応できるホットラインなど、個人的に対応しきれないことでもバックアップが期待できます。

ペットシッターは信頼が第一

ペットシッターは飼い主の信頼があって初めて成立する職業です。
動物に対する愛情と飼育に関する知識だけではなく、飼い主とのコミュニケーション能力が何よりも重要になります。
人としての正しい立ち振る舞いや一般常識に精通することがペットシッターへのまず第一歩といえるでしょう。

ペットシッターの年収・収入・給料は?

収入について

1時間2500円から3000円が相場。
総収入は依頼の件数に応じて変化します。
飼い主の信用を獲得し、繰り返し依頼が来るようになれれば安定した収入が期待できます。

職業体験談

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-更新12-12-01 -チェック17-12-01