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Jリーグの監督

なるには難易度 元プロサッカー選手が引退後に監督になるケースがほとんど。
また、S級ライセンスの取得とコーチなどの指導者経歴の2つが必要になるため、難易度は高い。
年齢制限 J1リーグ監督の平均年齢は約50歳。(2013年)
S級ライセンスの取得とそれなりの指導経験がないとなれないため20代や30代前半でJリーグの監督になることは難しい。
学歴 特に必要とはされない。
収入状況 J1リーグ監督の平均年俸は4700万円。(2013年)
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職業データ

Jリーグの監督とは

Jリーグの監督とは日本のサッカープロリーグである「Jリーグ」に所属しているチームを指揮する指導者のこと。
チームを率いてリーグ戦・カップ戦を闘います。

Jリーグの監督は総数40人(J1リーグ18人・J2リーグ22人)※2013年

Jリーグの監督の仕事内容

仕事内容

監督の主な仕事はチームを勝利に導くために、 練習やトレーニングの指導を行う事です。
試合中には相手の戦況を見極めながら、勝つために適切な指示を行います。

Jリーグの監督のなり方・仕事のつき方

コーチや監督としての経験を積む
(S級ライセンス所持者)
矢印
Jリーグチームから監督に選ばれる

Jリーグチームの監督になるには

Jリーグの監督には各チームの首脳部から、監督就任のオファーがもらえればなることができます。
当然ながら、一般の人がオファーを受けることは無く、指導者としての十分な経歴のある人のみ、その可能性があります。

また、Jリーグの監督になるには日本サッカー協会の指導者ライセンスである「S級ライセンス」が絶対に必要になります。

どのような人にオファーがあるのか

監督は基本的にはプロサッカー選手として活躍し、引退した選手が指導者としての経験を積んだ上でなることがほとんど。
そのため、監督になるにはまずはプロサッカー選手の経歴を持っていることが第一となります。

監督になるために、プロサッカー選手としての経験が「絶対」に必要とされるわけではありませんが、現実にプロになっているのは元サッカー選手ばかりです。
また、後述する「S級ライセンス」の取得に関しても、サッカーでの経歴と人脈がある人材が優遇されるようになっているため、サッカー界に関わりの少ない人が取得することは難しくなっています。

海外では
・ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)
・アリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)
・オズワルド・オリヴェイラ(元鹿島アントラーズ監督)

のように、プロ選手としての経験のない有名監督も活躍していますが、日本ではなかなか難しいのが現実です。

S級ライセンスについて

S級ライセンスとはJリーグや日本代表の監督として指揮を執るために必要なライセンスのこと。
このライセンスがないとJリーグチームの監督として活動することはできません。

S級ライセンスを取得しているのがほとんど元プロサッカー選手。
年間20人の定員制であったり、指導経験が必要であったり、講習の受講が平日に設定されていたりと取得までのハードルは高い。

JFA指導者ライセンス
S級ライセンス取得者一覧

Jリーグの監督 年収・収入・給料は?

収入状況について

2013年、J1リーグ監督の平均年俸は約4700万円でした。
一般的な感覚から言えば高収入といえますが、何年も政権を維持できる監督はレアケース。
成績不振によってシーズンの途中で解雇される事も珍しくない職業です。

2013年 J1リーグ監督の年俸一覧

ストイコビッチ(名古屋グランパス):1億3000万円
トニーニョ・セレーゾ(鹿島アントラーズ):1億円
ネルシーニョ(柏レイソル):8000万円
レビークルピ(セレッソ大阪):8000万円
ペトロビッチ(浦和レッズ):5500万円
アフシン・ゴトビ(清水エスパルス):5000万円
風間 八宏(川崎フロンターレ):5000万円
ベルデニック(大宮アルディージャ):4500万円
ランコ・ポポビッチ(FC東京):4000万円
森保一(サンフレッチェ広島):3600万円
手倉森誠(ベガルタ仙台):3600万円
柳下正明(アルビレックス新潟):3000万円
城福浩(ヴァンフォーレ甲府):3000万円
森下仁志(ジュビロ磐田):2200万円
曹貴裁(湘南ベルマーレ):2000万円
樋口靖洋(横浜F・マリノス):2000万円
尹晶煥(サガン鳥栖):2000万円
田坂和昭(大分トリニータ):1500万円

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-更新13-02-01 -チェック18-11-01