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モデル

なるには難易度 恵まれた容姿とスタイルが求められるため、誰にでもなれる職業ではない。
才能やセンスといった努力ではどうしようもない部分がより要求される職業。
年齢制限 特にはないが10代~20代の需要が高い。
学歴 モデルになるためには全く必要ない。
収入状況 撮影1回あたりの収入は数千円から数万円程度。
基本的に仕事は不定期となるため収入は不安定。
相当な人気がないと毎日仕事があることはない。
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職業データ

モデルとは

モデルとはファッションブランドの衣服やアクセサリーを着用して、ブランドイメージを際立たせるために広告や雑誌、ファッションショーなどに出演する職業です。
一般的にはスタイルが良く、容姿端麗の人がなる職業です。

モデルといっても、ファッションモデルや美術モデル、パーツモデルなど、モデルにもいくつかの種類がありますが、職業ガイドでは一般的なファッションモデルについて紹介します。

モデルの職業体験談

モデルの仕事内容

仕事内容について

モデルの仕事は撮影やショーで服やアクセサリーを魅力的に見せることです。
ショーではデザイナーの意図を理解し、ウォーキングをしながらわずか数十秒の間に服の魅力を表現します。

撮影では使用される写真は数枚であったとしても、1回に数十枚、数百枚の写真を撮ります。
笑っていれば成立するわけでなく、ポージングや表情などでその魅力を表現します。

また、日々の体調管理は何よりも重要で、食べ過ぎや飲み過ぎなど自身をコントロールできない人は、モデルとして活躍する事はできません。

需要の一番多い都市

モデル事務所、モデルの需要は全国各地にありますが、需要が一番多いのは何といっても東京。
日本のマスコミのほとんどが東京に集中しているため、活躍の機会を増やしたいのならば、東京での活動が必須になります。

モデルはオーディションの連続

モデル業界は常に、需要<モデルの関係です。
オーディションでは少ない枠に、多くのモデルが殺到している現状で、よほど有名にならない限り指名採用されることは無く、オーディションの結果で自分の実力がはっきりとわかる世界です。

仮にひとつ仕事が決まったとしても、その後の仕事のために、また別のオーディションを受けるのが通常で、精神的にタフでなければ活動を続けることは難しいでしょう。
選ばれるのをひたすら待ち、永久にオーディションを繰り返す職業です。

とにかく競争が激しく、生き残れるトップモデルは一握り。
ほとんどのモデルは志半ばであきらめることになります。

モデルの勤務状況

決められた勤務時間、休日は無く、撮影に応じての出勤になり、早朝、深夜、野外での撮影など、体力的にもタフでなければモデルはつとまりません。
10代後半から20代の需要が最も多く、年齢が高くなるにつれ徐々に減少していきます。

モデルのなり方・仕事のつき方

モデル事務所に応募する
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採用
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モデル

モデルになるには

モデルになるには、モデルのマネージメントをしている事務所に所属するのが一般的です。
仕事の依頼やオーディションの情報も事務所を通して入ってくるため、ほとんどのモデルがどこかの事務所に所属しています。
モデル事務所はスケジュールの管理やクライアントとの交渉など、様々なマネージメントを担当してくれます。

事務所にもよりますが、採用には年齢制限があり、容姿端麗で高身長のモデルを募集している事が多いようです。
各モデル事務所は絶えず新人モデルの募集を行っているため、モデルになりたい人は積極的に応募してみると良いでしょう。

オーディション以外では、雑誌の読者モデルからモデルになるケース、街でのスカウトからモデルになるケースがあります。
世界的に有名なスーパーモデル「ケイト・モス」もニューヨークの国際空港でスカウトされました。

日本モデルエージェンシー
エリート 
オスカープロモーション

「注意」
最近ではモデル事務所と偽って、街でスカウトをし、高額なレッスン料や宣伝費をだまし取る悪徳業者も存在しているそうです。
もし、スカウトされたなら、その事務所がしっかりと活動しているかをインターネットなどを利用して調べてみると良いでしょう。スカウトにはそれなりの注意が必要です。

モデルになりやすい進学先

モデルになりやすい進学先はなく、とにかく実力勝負の世界。
常に、センスを磨いておこう!

モデルの年収・収入・給料は?

収入について

ショーモデルにしても、雑誌のモデルにしても報酬として得られる金額は、そのモデルの実力次第。人気に比例して、収入も上がっていきます。
モデルの世界は女性がメイン。
女性に比べると、男性の場合は大きな仕事が少なく、その分、収入も少なめの現状です。

一般的にはショーモデルで1回5万円~10万円程度、雑誌のモデルで数千円~10万円程度。
当然、ショーのレベルや雑誌の種類によっても異なり、世界が注目するコレクション、世界的な広告、有名雑誌の仕事ならば、その分ギャラも高額になります。

一回当たり数時間で5万円も貰えるならば、時給に換算すると結構な数字になります。
しかし、 モデルの仕事は単発がほとんど。
多くの出演依頼を受けられるようになり、安定した収入を得るにはかなりの才能と努力が必要になります。

新人モデルの収入状況

新人がいきなり十分な収入を得られるほど甘い世界ではなく、新人のうちは、アルバイトなど他の仕事をして生活している人がほとんど。
オーディションの交通費やモデルレッスンのレッスン料、エステや肌のケアなど、美しさに磨きをかけるための経費もそれなりに必要で、売れるまでは収入的に厳しい職業といえます。

海外のトップモデルの収入状況

日本では億単位の収入を得ている人はほとんどいませんが、世界のトップモデルともなると、その年収はものすごい金額に。

1.ジゼル・ブンチェン 約35億
2.ケイト・モス 約8億円
3.ナタリア・ヴォディアノヴァ 約6億7000万円
4.アドリアナ・リマ 約5億7000万円
5.ドウツェン・クロース 約5億5000万円
(フォーブス2012年発表)

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-更新13-03-01 -チェック18-03-01