シューフィッター

仕事内容について

生まれつき足の大きい人、小さい人、足の甲だけ出っ張っている人など、個人の足の形やサイズは人それぞれに特徴があります。
シューフィッターの仕事は百貨店や靴屋を訪れたお客さんの足に関する情報を聞き入れ、その人にあった最適な靴を提案することです。

近年、靴本来の機能性よりもファッション性を重視した靴が増加したことによって、外反母趾など足の病気になる人も少なくありません。
そのようなトラブルに遭わないためにも、足の形状を測定し、知識と経験を生かしてお客の足に最適な靴選びをサポートします。

休日などは

シューフィッターは一般的に靴屋や百貨店などの靴売り場で勤務しています。
そのため勤務時間は店次第、土曜・日曜は仕事になることが多く、休日は不定休。

シューフィッターになるには

シューフィッターになるために絶対に必要な資格はありませんが、業界での有力な資格に足と靴と健康協議会が実施している、シューフィッターという資格があります。
一般にはシューフィッター資格取得者をシューフィッターと呼びます。

シューフィッター資格を取得し、資格をアピール材料として靴屋さんに就職をしたいところですが、資格取得には靴業界での3年間の実務経験が必要なので、資格を取得してから靴業界に就職することはできません。
多くの人が就職後、シューフィッター資格を取得します。

そのため、 シューフィッターを目指すなら、とりあえずはどこかの靴屋に勤務するところからスタートすることになります。

収入について

シューフィッターの代表的な職場には靴の販売店やデパート・百貨店などがあります。
シューフィッターとしての収入は所属する企業の規定に準じます。

◇J.フロントリテイリング：平均年収約840万円
◇マルイ：平均年収　約700万円
◇近鉄百貨店：平均年収　約410万円
◇チヨダ：平均年収　約500万円
◇エービーシーマート：平均年収　約390万円