| なるには難易度 | 中途での募集もされており、一般企業と同程度といえる。 |
|---|---|
| 年齢制限 | 明確な制限はない。 |
| 学歴 | 他業種同様に大手ほど大卒が多くなるが、特に必要な学歴要件は無い。 |
| 収入状況 | 大手の葬儀会社で500万円~600万円程度。 |
葬儀屋とは

葬儀屋とは葬儀を執り行う業者。
お通夜や葬式などが円滑に遂行できるように、遺体の搬送や会場手配・設営などを行います。
仕事について

葬儀屋の仕事は亡くなった方の遺族からの依頼を受けて、お通夜・葬式を行う事です。
まずは、依頼に応じて病院や警察に遺体を引き取りに向かいます。
その後、遺族と葬儀の打ち合わせを行い、指定どおりの葬儀の準備に取りかかります。
一般的には「お通夜」→「葬儀・告別式」→「火葬」という流れになります。
体力・精神力勝負の一面も
一連の仕事の中で、納棺や搬送など力仕事も少なくありません。
参列者の誘導や案内など、仕事中は座ることはほとんどできないのが実情です。
また、遺体を病院などから引き取る時には、事故などで「見るに堪えない状態」になっていることもあります。
そんな時にも平静に仕事を完遂できる「精神力」も求められます。
葬儀屋は24時間365日営業
葬儀の依頼が、いつ何時に発生するかは全くの未定です。
※亡くなる人の状況次第のため。
そのため、葬儀業界は24時間365日体制で対応している所がほとんどです。
当然ながら日曜・祝日など関係なく、夜勤もあります。
休日はシフト制になっていることが多い。
※葬儀の少ない友引の日が多い。
専門学校を卒業する
or
葬儀会社の求人に応募する
or
コネ・ツテ
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葬儀屋で働く
葬儀屋になるには

葬儀屋になるには。
つまり葬儀会社に就職するにはいくつかのルートがあります。
1.葬儀関係の専門学校を卒業する。
セレモニー専門学校・葬祭マネジメント学科・フューネラル学科などがあります。
専門知識が学べるだけに、葬儀会社からの求人も多く、最も王道と言えるルートです。
2.ハローワーク・求人誌・求人サイトなどから入社する。
一般の人が最も選択するルート。
3.知り合いのツテ・コネで入社する。
葬儀会社は小規模企業が多いため、コネでの人材獲得がメインの企業も少なくありません。
葬儀業界は24時間365日体制の完全なサービス業で離職率の高い業界です。
※つまり、採用門戸は広い。
努力を怠らなければ、就職自体は難しくはないでしょう。
なりやすい進学先
葬儀のプロフェッショナルを育成する葬儀関係の専門学校がベストといえます。
収入状況

葬儀業界全体の平均年収は不明ですが、上場している葬儀関係企業の年収データはあります。
上場しているだけに業界大手といえますが、年収では世間一般と大差は無いようです。

◇ティア
平均年収:490万9000円
生涯年収:1億9659万円
平均年齢:35.4歳
平均勤続年数:4.1年
従業員数:257人

◇平安レイサービス
平均年収:614万8709円
生涯年収:2億1608万7639円
平均年齢:40.5歳
平均勤続年数:13.0年
従業員数:131人

◇サン・ライフ
平均年収:404万1000円
生涯年収:1億5430万1436円
平均勤続年数:6.0年
平均年齢:37.1歳
従業員数:329人
上記のような大手以外は、地域に密着した小規模企業が多いため、当然ながら売上も少なく、高収入を得ることは難しいといわれています。
-更新13-06-01 -チェック18-12-01